AVTOKYO2011裏話 その1(次があるか分かりません)

毎年、開催形態や開催場所を含めて流動的になっているので、今年も本当に直前になっていろいろとそろったなという感じ。本当にお待たせしてスイマセン。
ちょっとだけ裏話的要素を含めつつ自分の思いをここに書いておきます。


今年の開催にあたってはスタッフ内でもいろいろともめていたところもあって、昨年と同じくLOFTでという案もありながら、やはりチケットを買えず参加出来なかったという声から、もう少し拡大の路線でのチャレンジをしてみました。ですが、200名を超える規模でのトークイベントを開催できるところってなかなか無いという現状。講演とかのホールはあるけど、我々が望むのはそっちの方向ではないのです。


ということでclub axxcisを選択した訳です。しかし、今度は3フロアになってしまうという問題。そこで、今年は挑戦的に3トラックという形式にしています。可能な限り調整をして、いろいろな人が聞けるようにとしたつもりですが、聞きたいセッションが同じ枠で重なってしまってという意見も見受けられて本当に申し訳ないです。逆にそこは直接スピーカーに話かけるきっかけとしてもらえればと思います。フロアが3つあるので1つは、お休みというか駄弁りフロアと想定しています。


講演を含めて通訳というのは特別に用意していません。予算的な側面と、そろそろ英語ベースでみんながんばれるだろうという期待、あと同じフィールドにいるハッカー(エンジニア)であれば、言葉を超えて交流できるというのがあります。これはCTFを通じてsutegoma2が世界各国の参加チームと交流できている現状が証明しています。


AVTOKYOとして4年と続いていること、いろんな人が最近海外で宣伝していることの効果などから、今年は海外からの参加者が昨年に増して多いです。自分の把握している限りでも韓国、台湾、香港、マレーシア、ベトナムとアジア圏のハッカーが集まります。きっかけは難しいかもですが、是非ともいろいろな人に話しかけてみてください。海外から来る人達は、日本に対して興味を持っている人達ばかりですよ。


参加費がちょっとお高いんじゃ?という意見も頂きました。重々わかっていながら、最大減参加者への負担を降らした金額にしています。ぶっちゃけると現状でも赤でスポンサー募集してます(笑)
個人の想いも入りますが、スピーカーに対してはきちっと対価として払うべきであると思います。今年はAVのためだけに海外のスピーカーもきちっと呼べるようになっているのも、そのおかげです。今年は出来て居ないですが、「この人を呼んで欲しい」という逆CFPのような、リクエストを募集して呼ぶとかすると、参加者視点からも満足できるかなあと思っています。 密かに今年はBEAST Attackの2人を招致していたんですが、都合が付きませんでした。残念。