HITCON 2012 wargame

怒濤の4連戦のうちの3つめ。全然ここに書けてないのでがんばってラスベガスまでに追いつく予定。
今年も昨年に続いて台湾で7/20-21に開催されたHITCON2012に参加してきました。


HITCON自体が今年はボランティアを含めて800名近人が参加したようで(純粋な参加者は600〜700?)、昨年に増して規模が大きくなっていました。スピーカーも参加者もより国際的になっていた感じでした。そんな中日本人スピーカーも3人が講演を行うなど、
今年のカンファレンスは2トラックで開催、それと同時に例年通りwargameというCTFが主催されていました。この辺はいろんな人が書くと思うのと、カンファレンスはほとんど聞いてなかったので、以降は参加していたwargame中心で。

wargame

写真はwargame専用の部屋の様子。画面でプレゼンが流れるので多少は様子を見ることができますが、集中して居るとほとんど聞こえません。また、去年もそうでしたが、個人でもチームでも参戦OKというスタイルです。sutegoma2では昨年に続いて今年も個人として参加というスタイルで挑戦しました。


出題された問題は以下のジャンルの27問。

Web 6問
PotentPownable 3問
Mobile 2問
Misc 5問
Forensics 3問
Bnary 8問


最初に問題を回答した人にはBreakthroughのポイントこそないものの、次の問題を開ける権利が与えられました。会場で提供される無線LANを使用すると、内部のアドレスの問題サーバにつながるので、カンファレンス会場に居ても参加出来ます。


終了間際のスコアボードです。ほぼ順位確定のものです。(しまった、優勝したチームの詳細を聞き忘れた)


昨年は個人であわや優勝というところまでいっていたため、今年はその対策がされたようです(笑)。全体としてかなり難度があがっていて、初日の午後で全ての問題が開いていましたが、上位入賞(10位以内)は8~9問というレベル。競技は2日間とも昼間の間だけですが、一部の問題サーバは外部にありますし、問題を持ち出せば夜通し挑戦できます。絶対に勝つためにはチーム戦が必要な感じになってきました。
ただ、日頃のチーム戦だと得意な人が解いてしまってそのまま手を付けずに終わってしまうことが多々あるので、たまには個々人の実力を見返す意味で個人戦もありだなーと思いました。